マイクロフィルム電子化サービスは、お客様のマイクロフィルム(35mm/16mm/ロール/コムフィルム/COMフィルム/マイクロフィッシュフィルム/カートリッジ)を富士マイクロがお預かりし、マイクロフィルムスキャナーにてスキャン(スキャニング)。電子化(デジタル化/データ化/PDF化)された電子データに検索項目を追加し、お客様のパソコンで検索・閲覧可能にするサービスです。

長期保存・法的証拠能力を長所として持つマイクロフィルムが、電子データ化することにより、安心かつスピーディーなファイリングシステムに生まれ変わり、情報管理において生産性の向上が期待できます。

マイクロフィルム閲覧専用機(リーダープリンター)を使用せず、パソコンにて表示できるため低価格で情報の運用が可能となります。

スキャニングした画像の欠損・傾き・濃度・ゴミ・漏れ・

ダブり等を一画像毎に検査します。

作業工程ごとの検査記録は保存されます。

必要に応じて検索用のキーワード(メタデータ)の入力もいたします。

マイクロフィルムを高解像度スキャナーにて電子化(デジタル化)、お客様のパソコンでマイクロフィルムの情報を閲覧可能にするサービスです。

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マイクロフィルム電子化サービスの導入事例

東京都は、地方自治体としては初めてマイクロフィルムの大規模電子化事業に取り組みました。富士マイクロはこのマイクロフィルム電子化事業において4500本のマイクロフィルムの電子化を受託し500万ページの電子データの作成を行いました

電子化されたデータは、当社のファイリングソフト(文書管理システム)FujiMicroView(フジマイクロビュー)に登録され、1648万ページの電子データが東京都公文書館にて運用されています。

《事例1》東京都公文書館

1. 4500本のマイクロフィルムから【500万ページ】を電子化

2. 1650万頁を「Fuji Micro Viewフジマイクロビュー」で運用

閲覧システムは当社開発の「FujiMicroView」が採用されました。

東京都庁総務局と東京都公文書館にて運用されています

データ納品後15年以上たちますが変換することなく閲覧可能です。

マイクロフィルムの種類・保存状態・劣化状態と、お客様のお考えの運用方法を基に、最適な電子化のご提案をさせて頂きます。概算見積提示可能です。

「ご不明点」「お見積り依頼」「ご相談」などございましたら

ホームページのお問い合わせフォームまたは

お電話(フリーコール 0120-96-0174)にてお気軽にご連絡下さい。

2. お打ち合わせ

1. まずはお問い合わせ下さい

4. ご契約

仕様および価格・納期等ご確認後、ご納得いただければ、ご契約となります。

5. マイクロフィルムのお預かり

日本全国からのマイクロフィルムのお預かりが可能です。

数量・セキュリティを考慮し、最適な運搬方法を決定いたします。

品質確認のためサンプル作成を提示する場合がございます。

必要に応じて、秘密保持契約(NDA)、個人情報の取り扱いに関する覚え書きなど締結させていただきます。

仕様が確定し、最終見積の提出となります。

3. 仕様の確認・見積書の提出

6. マイクロフィルムの状態確認

スキャニング作業前にマイクロフィルムの状態を確認いたします。

9. ご納品

納品は、電子媒体(HDD/SSD/DVD等)への格納、

ファイルサーバーへのアップロードなどお客様のご指示にご対応いたします。

■OCRサービス

■透明テキストPDF

■電子データの暗号化

■マイクロフィルム劣化調査

7. マイクロフィルムのスキャニング(電子化)

マイクロフィルムの種類に応じて最適な機器で

スキャニングを行います。

スキャニングはクリーンルーム(清浄度クラス1000)内で行うため、

マイクロフィルムへの埃の付着などノイズを最小限に抑えられます。

8. 電子化画像検査・検索用キーワード入力

■マイクロフィルムお預かりサービス

■電子化ファイリング運用指導

■製本サービス

■長期保存用DVD

マイクロフィルム電子化サービス導入先のご紹介。全国からご利用頂いております。

プライバシーマーク認証取得

ISO27001/ISMS認証取得

文書管理の有資格者が対応

DX推進/運用システムの開発

お客様の業務の最適化のために、電子データ運用のソフトウエア開発もいたします。

16名文書情報管理士、ファイリングデザイナー、電子ファイリング検定、

公文書管理検定等の有資格者が多く在籍。

マイクロフィルムの豊富な知識

マイクロフィルム業者として起業し、

ISO9001認証の品質管理

熊本日日新聞は、株式会社熊本日日新聞社が発行する熊本県の日刊地方新聞です。

創刊の昭和17(1942)年4月からの紙面はマイクロフィルムに撮影され永久保存可能な状態で保管されていました。昭和17年の創刊号から平成23(2011)年までの約70年間の誌面55万2000頁のマイクロフィルムを電子化し、DVD220枚に格納しました。

製品には新聞紙面の検索・閲覧・印刷に適した専用ソフト「Fuji Micro View NP」を付属しております。どなたでも直感的に操作できる仕様とし電子出版物とし発売され、多くの図書館等で使用されています。

《事例2》熊本日日新聞社

富士マイクロの「マイクロフィルム電子化サービス」は、国立国会図書館をはじめ多くの図書館、歴史資料館、大学、新聞社、民間企業などで利用されており、作成されたデジタル画像データは施設内での利用はもちろんWEBサーバーを通じて活用されています。自社設備にて電子化いたします。

マイクロフィルムのスキャニング料金・電子化価格について

マイクロフィルムから鮮明な電子画像を作るには、フィルムの劣化状態や撮影時の濃度のバラツキなど総合的に判断し最適なスキャン方法を決定します。また保存状態が悪く著しく劣化の進んだものは電子化出来ない場合もございます。

下記の価格はマイクロフィルムを電子化する上での目安となる単価です。

数量に応じて割引もございます。大まかな目安とお考えください。

正式な見積もりをお出しいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 ■基本料金 15,000円 (送料を含みます・税別)

  ※1業務あたりの基本料金となります。フィルム1本あたりではありません。

 ■35mmロールフィルム・・45円/コマ

 ■16mmロールフィルム・・30円/コマ

 ■アパチャカード ・・・・・100円/枚

 ■マイクロフィッシュ・・・30円/コマ 1800円/sheet(1sheet60コマtype)

 ※マイクロフィッシュのフォームは色々な種類があります。

  6コマのものから200コマを超えるシートもあります。

■その他オプションなど

検索用のテキスト・OCR・見出し・索引・フォルダ構成・殊なファイル名付与・しおり作成や、デジタル画像の傾き補正・トリミング等など、お気軽にご相談願います。

電子化サービスのお申し込みから納品間での流れ

スキャニング料金(価格)

電子化のオプション

マイクロフィルム電子化サービス3つの特徴

最適なデジタル化環境

高解像度マイクロ専用スキャナー

クリーンルームでのスキャニング