富士マイクロ 責任あるAIポリシー

責任あるAI ポリシー Responsible AI

AI活用の10原則

富士マイクロは、AI の安全安心な勝つようおとイノベーションの促進を両立させるために、AI活用の10原則を定めました。

1. 人間中心の原則

AI技術を人の能力を補完・拡張する存在として位置づけ、人の意思決定と判断を尊重します。顧客への納品、品質保証、契約対応、苦情対応、法的・労務的判断等の最終判断をAIに委ねません。人間が主体となって責任ある判断を行うことを基本とします。

2. 安全性

AI技術の利用目的、入力情報、出力結果、利用範囲および影響範囲を事前に確認し、顧客、従業員、取引先および社会に不利益や損害が生じないよう、合理的な対策を講じます。

3. 公平性

当社は、歴史資料、行政資料、地理情報等の公共性の高い情報資産を扱う事業者として、AI技術の適用における不当な偏見、差別および情報格差を排除するため、データの特性に配慮した設計と、人間の関与(Human-in-the-loop)による検証を行い、公平かつ公正なサービスの提供に努めます。

4. プライバシー保護

個人情報の取扱いは、個人情報保護法およびJIS Q 15001に基づく個人情報保護マネジメントシステムにより管理します。外部AIサービスに個人情報を入力することは原則として禁止し、例外的に利用する場合は、事前承認、顧客同意、匿名化または仮名化、オプトアウト(学習利用停止設定)等を確認します。

5. セキュリティ確保

当社は、国際規格ISO/IEC 27001(JIS Q 27001)に基づくISMS適合認証取得事業者として、電子化サービスにおけるAI活用を情報セキュリティマネジメントシステムの管理対象に含めます。AI利用に伴う機密性、完全性および可用性への影響を評価し、その時点で合理的な技術的・組織的対策を講じます。

6. 透明性

AI技術を顧客サービスに利用する場合は、利用範囲、処理内容、能力、限界、品質確認方法および外部AIサービス利用の有無を、契約書、仕様書、見積条件、作業手順書等により必要な範囲で明示します。

7. アカウンタビリティ

AI技術の活用に関する責任者、承認者、利用目的、利用するAIサービス、入力情報および出力結果の確認方法、顧客同意の有無を記録し、合理的な範囲でトレーサビリティを確保します。

8. 教育・リテラシー

AI技術の得意・不得意、ハルシネーション、著作権、個人情報および機密情報に関するリスク、プロンプト利用時の注意点、外部AIサービスの承認手順等、AIリテラシーに関する従業員教育を実施します。

9. 公正競争確保

AI技術を利用する場合であっても、他者の営業秘密、著作物、データおよびシステムを不正に利用せず、公正な競争環境の維持に努めます。

10. イノベーション

当社は、事業活動においてAI技術を活用し、社会課題の解決を通じて社会全体のイノベーション促進に貢献します。あわせて、自社のイノベーションを損なわない範囲で積極的に情報を提供し、社会全体のイノベーション推進に貢献します。

富士マイクロのAI活用3つの基本方針

富士マイクロは、お客様からお預かりした情報資産のセキュリティを重視した電子化サービスを提供するにあたり、AI活用において次の3つの基本方針を定めました。

1.お客様の書類・情報は、自社環境の外に出しません。

○オンプレミス環境またはローカル環境での運用

顧客から預かった原本、原本画像、契約書、図面、各種資料等を処理するAI-OCR、文書解析、検索支援その他のAIシステムについては、オンプレミス環境またはローカル環境で運用します。インターネット上の外部AIサービスへ、お客様の同意なく入力・送信することはありません。

お客様の情報資産を守ることを、AI活用における最優先事項とします。

2.外部AIサービスを利用する場合は、

  透明性を重視し「お客様の同意」と「厳格な管理」を行います。

○書面による透明性事前同意の徹底

やむを得ず外部AIサービスを利用する必要がある場合は、利用目的、処理内容、処理環境、対象データ、学習利用の有無、保管・削除条件、品質確認方法等を確認したうえで、必要な範囲を契約書・仕様書等に明示し、お客様の同意を得、ご納得のうえで進めます。AIをどの工程でどのように使用するのかを明らかにすることで、お客様が安心してご依頼いただける体制を整えます。

入力情報の匿名化または仮名化、提供事業者による学習利用停止設定(オプトアウト)の確認、契約条件および利用規約の確認、利用記録の保存等を実施します。例外的な利用であっても厳格に管理します。

3.人による最終確認を行います。(Human-in-the-loop)

○品質への責任は人が担います

AI-OCRや文書解析の出力・判定・提案は、そのまま無条件に採用しません。担当者が正確性・妥当性・法令適合性・顧客要求への適合性を最終確認したうえで納品します。AIは処理速度と精度を高める補助技術であり、成果物の品質責任は常に人が担います。

責任あるAIポリシーの目的

富士マイクロ株式会社は、AIを「お客様からお預かりした情報資産の価値を高める支援技術」と位置づけ、AI特有のリスクに適切に対応しながら、安全で信頼できるAI活用を行うため、「責任あるAIポリシー」として「富士マイクロのAI活用3つの基本方針」と「富士マイクロAI活用の10原則」を定めます。

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